髪の生え際や頭皮にできるニキビの痛みやかゆみ!主な原因や対処法とは?

2008-09-16 09.00.00-1386

髪をまとめる時や、シャンプーをする時、ふと気付くとできている生え際や頭皮のニキビ。痛みやかゆみを伴うことも多く、意外と目立つので、早急になんとかしたいところですよね。しかし、なぜこんなところにニキビができてしまうのでしょうか? 主な原因や対処法について説明するので、ぜひ参考にしてください。

髪の生え際のニキビができる主な原因

あまり知られていないことですが、実は髪の生え際も皮脂の分泌量が多い場所です。それなのに、お手入れをする時にはあまり関心を払われることがなく、シャンプーやトリートメントをすすぎ残したり、洗顔が行き届かなかったりするので、毛穴が詰まってしまうのですね。

また、不規則な生活やストレスでホルモンバランスが乱れることも原因の一つです。髪の生え際にニキビができる時って、仕事が忙しくて煮詰まっていたり、人間関係でストレスがたまっていたりしませんか? ホルモンバランスが乱れると男性ホルモンが優位になるので、いつもより皮脂が出やすくなるのです。
昔に比べて女性が社会進出しやすくなったのは非常に良いことなのですが、それに伴って抱える責任やストレスも増えてしまうのが問題。「最近、生活や思考の癖が男性化している気がする…」と思ったら、意識して女性っぽい行動をとってみるのも一つの解決法ですよ。

髪の生え際のニキビに痛みやかゆみが出る理由

ニキビが痛んだり、かゆかったりするのは、その部分に炎症が起きているからです。ここまで進行すると見た目も赤くなり、かなり目立ってきますよね。周辺組織にダメージが起きやすくなっているので扱いには十分な注意が必要! 悪化させてしまうと跡が残ることもあるので、いじりすぎないようにしましょう。
どんなにかゆくても、爪でガリガリ引っ掻いてはいけません。もちろん、潰すのは厳禁ですよ。

ニキビの炎症を防ぐには、初期段階である「白ニキビ」や「黒ニキビ」の段階で治してしまうのが一番。日頃から皮膚の異常をよく確かめる癖をつけ、少しでもおかしいと思ったらその都度対処していきましょう。
白ニキビの段階で気付くことができれば、皮膚科で面皰圧出(レーザーでニキビの表面に穴を開け、専用の器具を使って中身を押し出す治療法)を受ければ治ってしまうので、お金もそれほどかからないし、跡が残る心配もありません。

炎症を起こした赤ニキビのケア方法~その1:炎症を鎮める~

赤ニキビに気付いたら、まずは炎症を鎮めてあげることが大切です。市販の塗り薬でも良いですが、できれば皮膚科で診察を受け、抗生物質を出してもらうのがベスト。マクロライド系の「ルリッド」や「クラリス」、テトラサイクリン系の「ミノマイシン」などがよく使われる薬ですが、これらをきちんと指示通り飲み切るようにしましょう。
症状が軽くなってきたからといって勝手に中断すると、菌に耐性がついて薬が効かなくなる恐れがあるので気を付けてくださいね。

同時に塗り薬でアクネ菌を殺菌したり、面皰圧出で中に溜まっている膿や皮脂、古い角質などを押し出す治療をしたりするとさらに効果的。皮膚科で処方される塗り薬としては「ディフェリンゲル」や「ダラシンTゲル」「リンデロンVG軟膏」などが有名です。

炎症を起こした赤ニキビのケア方法~その2:ビタミンCで肌の回復を早める~

少しでも肌の回復を早めるため「ビタミンC誘導体」が配合された化粧品を使い、ターンオーバーを促していきましょう。ビタミンC誘導体は、成分が変化しやすいビタミンCを吸収されやすいように安定化させたもの。途中で成分が変質したり、壊れてしまったりすることなく、しっかり肌の奥まで届くので、効果的なケアができます。

さらに効果を高めるためには、イオン導入を併用するのがオススメ。家庭用の安価なもので十分なので、洗顔後の肌に使ってビタミンCの浸透力をアップさせましょう。ただし、油溶性のビタミンC誘導体を浸透させる力はないので、イオン導入型の美顔器を使う場合は水溶性のビタミンC誘導体を選ぶことが大切です。

炎症を起こした赤ニキビのケア方法~その3:ホルモンバランスを整える~

最後に、ホルモンバランスの整え方です。どんなに他の部分に気を配っても、男性ホルモン優位の状態が続く限り皮脂の過剰分泌は止まらないので、正常化する努力をしましょう。ホルモンバランスの整え方には、主に次のような方法があります。

<規則正しい生活を送る>
早寝早起き、栄養バランスのとれた食事、適度な運動。健康を保つために欠かせないこれらの生活習慣は、ホルモンバランスを整えるにも欠かせないものです。忙しい毎日の中、こうした「当たり前の生活」を実践するのは難しいかもしれませんが、できることから少しずつ改善していきましょう。

たとえば、寝る時間を30分だけ早くしてみる、ランチを一品ものから定食や手づくり弁当に変えてみる、一駅分だけ歩いてみるなど、ちょっとしたことで良いのです。無理をしてストレスがたまると元も子もないので、自分が「心地よい」と感じることを実践してみてください。

<ストレスをこまめに発散させる>
ストレスがたまると自律神経に狂いが生じ、脳の働きに影響を与え、女性ホルモンを分泌させるための信号がうまく出されなくなります。また、交感神経優位の状態が続くと夜眠れなくなってしまうので、不眠やイライラによってますますバランスが崩れることになるのです。

少しぐらいのストレスは気持ちにハリを持たせるためにも必要ですが、強すぎるストレスは百害あって一利なし。熱中できる趣味を持つ、気のおけない友人と食事やショッピングを楽しむ、1日の終わりにゆっくりお風呂に浸かるなど、自分なりの発散方法を見つけましょう。

<ホルモンバランスを安定させる効果のある化粧品やサプリを利用する>
毎日のスキンケアに使う化粧品にも、ホルモンバランスの安定化に有効なものがあります。それは「ダマスクローズ」「イソフラボン」「ダイズエキス」などの成分を含むもの。洗顔や保湿に使うだけなので、手軽に取り入れられるところも魅力です。

サプリでは「プラセンタ」「マカ」「ワイルドヤム」「ビタミンB6」「レッドクローバー」「ボロン」などの成分にホルモンバランスを安定させる作用があります。取り過ぎは健康被害を招く恐れがあるので、1日あたりの使用量をきちんと守り、正しく使うようにしましょう。

頭皮にできるニキビの原因と対処法

ニキビは、髪の生え際だけでなく頭皮にもできます。髪が密集して生えている頭皮は顔などに比べて毛穴の数が多く、しかも脂っぽくなりやすいので、ターンオーバーが滞ったり、不潔にしていたりすると、すぐにトラブルが起きてしまうのです。

かといって、むやみにシャンプーの回数を増やすと頭皮が乾燥するし、必要な菌まで洗い流してしまいます。洗髪は1日に1回で十分。それよりも、毛穴が詰まる原因となる整髪剤の使用や油っこい食事を控えたり、清潔な枕を使ったりすることを心がけるようにしましょう。

<頭皮ニキビを作らせない、悪化させないシャンプーの仕方>
頭皮にトラブルが起きる人は、刺激の強いシャンプーを使っていたり、爪を立てて洗ったりしている場合が多いようです。こんなことを続けていれば、頭皮がダメージを受けて悲鳴を上げるのは当然! 弱酸性シャンプーなどのマイルドなものを使い、指の腹を使って優しく洗い上げるようにしましょう。

そして、すすぎを十分に行うことです。どんなに刺激の少ないシャンプーも、頭皮にとっては異物そのもの。成分が残っていると肌荒れの原因になるので、完全にヌルヌルがなくなるまで十分に洗い流してください。

また、シャンプー後の髪を塗れたまま放置しないことも大切です。頭皮が湿ったままだと雑菌が繁殖し、毛穴やその周辺に炎症が起きやすくなるので、必ずドライヤーで乾かしてから寝るようにしましょう。濡れた状態の髪はキューティクルが剥がれやすいので、健康な髪を維持するためにも大切なことです。

<頭皮のターンオーバーの促し方>
頭皮も皮膚の一部なので、ターンオーバーの促し方は顔と同じです。夜はたっぷりと眠り、栄養バランスの良い食事を取って、適度な運動で血行を促しましょう。食事は野菜を多めにし、皮脂の原因となる肉類や糖分の摂取を減らすと良いですね。

また、スペシャルケアとして「ヘッドスパ」を受けるのもオススメです。美容院やエステで受けられる施術ですが、炭酸水やはちみつ、オイル、超音波など、好みや頭皮の状態によって選べるいろいろな種類があり、毛穴の汚れをすっきり落としてクリアな状態に仕上げてくれます。さらに血行も促進されるので、ニキビの改善にはもってこいです。

さらに、週に2,3回のペースで頭皮マッサージをすると効果的。マッサージ用のローションやスプレーを適量振りかけ、指の腹を使ってリズミカルに揉みほぐしていくと、頭皮のこわばりが取れてしなやかになり、血液循環が良くなります。

参考動画:美容師が考えた簡単頭皮マッサージ

髪の生え際・頭皮に共通する保湿の重要性

顔やボディは一所懸命保湿するのに、髪の生え際や頭皮にはそこまで気が回らない。こんな方、多いのではないでしょうか。しかし、乾燥は皮脂の分泌過剰やバリア機能の低下を招くので、忘れずにケアしておきたいところです。

洗顔の後は、髪の生え際にも化粧水や乳液を塗りましょう。頭皮には、できれば専用のローションを使うことをオススメします。デリケートな場所なので、顔と同じものでは刺激が強すぎる場合があるし、鏡で確認しにくいので、最初から頭皮用に作られているもののほうが安心です。

髪の生え際も、頭皮も、規則正しい生活と丁寧なケアでニキビは防げる!

普段あまり強く意識しない場所ではありますが、髪の生え際や頭皮にも肌トラブルは起きます。気付かないまま放置すると悪化して炎症を起こし、痛みやかゆみが出やすくなったり、跡が残ってしまったりするので、顔やボディと同じようにしっかりケアしていきましょう。赤ニキビにまで悪化してしまった場合は、自分だけでなんとかしようとせず、皮膚科で診察を受けることも大切です。

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