出産後あご・頬・おでこにニキビや吹き出物が出やすいのはなぜ?原因と対処法

2002-05-17 09.00.00-3987

産後は体調の変化や肌トラブルに悩まされるものですが、あごの周りや頬、おでこにニキビや吹き出物ができるケースも多いです。
原因は妊娠や出産を通してホルモンバランスが乱れやすくなるから。
赤ちゃんが生まれ、家族が増えるのは非常におめでたいことですが、その急激な変化に耐え続けたママの体には想像以上に負担がかかっているのです。
1日でも早くすべすべの素肌を取り戻すため、産後の顎ニキビの原因と、ホルモンバランスの整え方を知っておきましょう。

ホルモンバランスの乱れがおでこの産後ニキビの原因

女性の体は「エストロゲン」と「プロゲステロン」で構成される女性ホルモンによってコントロールされています。
月経の前後に多少不安定になるものの、通常は両者が理想的なバランスに保たれており、大きな問題が起きることはありません。

しかし、妊娠中は状態を継続させるため、一時的に女性ホルモンの分泌量が増えます。
そして、出産後に一気に減り、今度は母乳を分泌するための「プロラクチン」や「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌されるようになるので、非常にバランスが崩れやすいのです。
ホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンの分泌量が増えて皮脂がたくさん出るようになります。
また、角質がいつもより分厚くなって毛穴も詰まりやすくなるので、どうしても産後ニキビができやすくなるのですね。
ですから、産後のおでこニキビを治すには、まずホルモンバランスを安定させることが重要となります。

産後ママのホルモンバランスが乱れる原因

<睡眠不足>
子供を産んだ人なら、誰もが経験する産後の寝不足。
赤ちゃんはまだ数時間おきに目を覚ましてお乳を欲しがるし、出産の時の傷が癒えていないことも多く、ママたちは慢性的な睡眠不足に陥ってしまうのです。
「夜になったら眠る」という当たり前のことすらままならない状態で、ホルモンバランスを安定させろというのは無理な話です。

<ストレス>
どんなに子供がかわいくても、お世話をするための肉体的な疲労や、食事すら満足にとれないギリギリの生活が続けば、誰だってストレスがたまります。
よほど協力的な夫や実母がいればまだ良いのでしょうが、自分1人でなんとか乗り越えている人も多いですよね。
過剰なストレスは自律神経の働きを妨げてしまうので、それがホルモンバランスの乱れにつながります。

<母乳を作るためのホルモン>
産後は、赤ちゃんが飲む母乳を作るため「プロラクチン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。
ただでさえ女性ホルモンの分泌量が変化しやすい状況に加え、それまでにない新しいホルモンが加わってくるのですから、ホルモンバランスが乱れるのも無理はありません。

<お手入れ不足>
この時期のママは、赤ちゃんが寝ている間にさっとお風呂に入るので精一杯。
とてもじゃありませんが、ゆっくりと時間をかけてスキンケアをする余裕はありません。
おまけにホルモンバランスの乱れで皮脂が出やすくなるので、毛穴が詰まりやすくなるのです。

<胃や腸の不調>
慣れない育児のプレッシャーで胃が荒れたり、トイレに行くタイミングを逃して便秘になったりするのも、頬ニキビの原因になります。

産後のあご・おでこ・頬ニキビをしっかり治すための対処法

産後ニキビを治すには、できるだけ心身の緊張を和らげることが大切です。
まとまった睡眠をとるのは難しいかもしれませんが、赤ちゃんのお昼寝タイムに合わせて自分も横になり、少しでも体を休めるようにしましょう。
パパがお休みの日は、赤ちゃんのお世話をお願いしてゆっくりするのも良いですね。

そして、肌の乾燥を防ぐため、保湿効果のある化粧品でお手入れをしましょう。
化粧品を選ぶポイントですが、ホルモンバランスを整える効果のあるものが望ましいです。
「ラ・ミューテ」や「メルライン」などが大人ニキビ対策としては有名なので、機会があれば試してみてください。

産後ニキビを改善させたい!ホルモンバランスの乱れを治す方法

ホルモンバランスは妊娠・出産によっても大きく乱れますが、普段の生活習慣にも左右されます。
赤ちゃんのお世話があるので難しいとは思いますが、できるだけ規則正しい生活を送り、ストレスをためないようにしましょう。
それだけでも肌荒れや、産後ニキビは軽減できますよ。
まとまって眠るのが難しい時は、赤ちゃんのお昼寝に合わせて横になるのが大事。
熟睡は無理でも多少は疲れがとれるので、ちょこちょこ眠るようにしてください。
旦那様がお休みの日に、赤ちゃんのお世話をお願いしてぐっすり眠るのも良いですね。

食事は、使う食材が偏らないように気を付けましょう。
おでこニキビができやすくなることもそうですが、栄養の偏った食事が続けば母乳を飲む赤ちゃんの栄養状態にも影響を与えてしまいます。
女性ホルモンと似た働きを持つ「イソフラボン」が摂れる大豆製品や、ビタミン・ミネラルの豊富な野菜を中心に、なんでもしっかり食べるよう心がけてください。

そして、赤ちゃんが外へ出られるようになったら、運動不足解消も兼ねてどんどんお出かけしましょう。
自宅の周りをぐるっと散歩するだけでも良い運動になるし、外へ出ることでストレスを解消することができます。
ただし、日焼けは肌トラブルを悪化させる原因になるので、UVケアには気を配ってくださいね。赤ちゃんにも日焼け止めは必須です!

ニキビが治らない場合は皮膚科へ

ニキビは「そのうち治るだろう」と軽視されがちですが、産後にできるものは環境の変化もあって悪化しやすく、取り返しのつかないシミや凸凹となって残るケースが少なくありません
パパや実家のお母さんなどに協力を仰ぎ、時間を作ってできるだけ早く皮膚科へ行きましょう。

特に、炎症の起きた赤ニキビや内部に膿を持つ黄ニキビにまで進行したものは絶対に放置してはいけません
ニキビの周辺組織にまでダメージが及び、これが回復しないことで跡が残るので、できるだけ傷が浅いうちに対処することが非常に重要です。

おわりに

産後にあご・おでこ頬ニキビができる原因や、その対処法についていかがでしたか?
それまでとは生活スタイルががらりと変わるので肌が荒れるのも仕方ありませんが、ニキビ跡を残さないためにもできるだけの対処をしていきたいですね。
自分1人で頑張るのは限界があるので、パパや実家のお母さんに頼ったり、ファミリーサポートを利用したりして、リラックスできる時間も確保しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る