口周りや唇の乾燥や肌荒れの原因は?治すための有効な対策3つ

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口周りや唇は乾燥し、肌荒れしやすいですが、ここが荒れているとせっかく頑張ってメイクをしても台無し。
目元と同じように目立つ場所なので、人から見られるのも恥ずかしいですよね。
でも、なぜ口周りや唇はこんなに乾燥しやすいのでしょうか?
主な原因と有効な対策について解説するので、ぜひ参考にしてください。

口周りや唇の乾燥や赤みの原因

人間の肌は水分と油分によってうるおいを保たれていますが、口周りは皮脂腺が少なく、唇にいたっては皮脂腺そのものが存在しません。
そのため、他の部分に比べてもともと乾燥しやすく、肌荒れを起こしやすい場所なのです。

また、口周りや唇は皮膚が薄く、バリア機能が弱いので、外からの刺激を受けやすい部位でもあります。
普段なにげなく行っている、食事の後で拭ったり、唇を舐めたりといった動作も肌荒れの原因になるので、よほど意識して守ってあげないとすぐに荒れてしまうのですね。

口周りや唇の皮膚疾患による乾燥

アトピーやアレルギーのある人は、そうじゃない人に比べて肌が敏感なので、口周りや唇も荒れやすいです。
ちょっと刺激の強いものを飲んだり食べたりしただけで口周りが赤くなるという人は要注意!
この部分だけに肌荒れが起きるタイプの人もいるので、他の部分にアレルギー症状が出ないからといって、自分がアトピーでないとは限りません。
ひととおりのケアをしてもなかなか乾燥や肌荒れが治らないという人は、一度皮膚科で診察を受けてみましょう。

口周りや唇の乾燥・肌荒れをケアするための対策1:薬を使う

口周りや唇に発生する皮膚疾患のことを「口唇炎(こうしんえん)」や「口角炎(こうかくえん)」と呼びますが、これにはちゃんと治すための薬があります。
皮膚科で処方されるものと、薬局で買える市販薬の両方について説明するので参考にしてください。

▼皮膚科で処方される薬

<リボフラビン酸塩エステル錠20㎎「ツルハラ」/1錠あたり5.40円>
ビタミンB2を補給するための薬で、脂漏性湿疹や結膜炎などの治療にも使われます。
通常、5~20㎎を1日2~3回に分けて服用しますが、副作用として胃や腹部の膨満感、食欲不振、下痢などの症状が現れることがあるので注意してください。

<リボビックス錠10㎎/1錠あたり5.60円>
ビタミンB6を補給するのに役立つ薬で、貧血や神経炎などの治療にも使われます。
通常、10~60㎎を1日1~3回に分けて服用しますが、副作用として腹部膨満感や食欲不振、下痢、発疹、悪心、嘔吐などの症状が出ることがあるので注意してください。

<アズノール軟膏0.033%/1gあたり2.83円>
肌荒れが起きた部分を保護し、炎症を抑える効果がある薬です。
ステロイドではなく、効き目も比較的穏やかですが、アレルギーのある人は一応医師にその旨を伝えておきましょう。
通常、1日数回、肌荒れが気になる部分に塗布して使います。
副作用についてはほとんど心配いりませんが、稀にかゆみや発赤、発疹が出ることもあるので注意してください。

▼薬局で買える市販薬

<メンソレータム メディカルリップnc/(株)ロート製薬/価格記載なし>
公式サイト

口唇炎や口角炎の改善に効果がある薬で、炎症を抑える働きのある「グリチルレチン酸」や、新陳代謝を促す「ピリドキシン塩酸塩」などの成分が配合されています。
チューブから適量を出し、1日数回患部に塗って使いましょう。
副作用としては、かゆみ、発赤、発疹が出ることがあります。
また、薬によるアレルギー症状を起こしたことがある人や、医師の治療を受けている人、湿潤やただれのひどい人は使用に注意が必要なので、医師に相談してください。

<モアリップN/(株)資生堂薬品/1,296円(税込)>
公式サイト

荒れた部分の修復を促す「アラントイン」、炎症を抑える「グリチルレチン酸」、新陳代謝を促す「ビタミンE」、皮膚や粘膜を保護する「ビタミンB6」「パンテノール」などの成分が配合された薬です。
キャップを外せばそのまま塗れるチューブスティックタイプがとっても便利!
1日数回、患部に塗布して使ってください。
副作用としては、かゆみ、発赤、発疹があります。
また、医師の治療を受けている人や、薬にアレルギーのある人、湿潤やただれのひどい人は使用に注意が必要なので医師に相談してください。

口周りや唇の乾燥・肌荒れをケアするための対策2:マスクをする

口周りがカサカサになって粉を吹いていたり、唇が荒れて皮が剥けていたりする時は、ワセリンやリップクリームを多めに塗って、マスクをすると乾燥しにくくなります。
マスクの中の湿度が保たれるので、のどの乾燥を防止するのにも役立ちますよ。

マスクを選ぶ時は、口周りや唇に直接当たらないものを選ぶことが大切。
摩擦が起きるとかえって肌が荒れてしまうので、あまり小さすぎるものは避けましょう。
また、使われている素材が肌に合わないこともあるので、マスクの使用で肌が荒れた時は他の素材のものを試してみてください。

そして、意外と盲点なのがマスク内に起きる蒸れ。
湿度を保ってくれるのはありがたいのですが、雑菌にとっても居心地の良い場所になってしまうので注意が必要です。
使い捨てタイプのマスクは毎日新しいものに取り換え、洗えるタイプなら毎日こまめに洗濯して天日干ししましょう。

口周りや唇の乾燥・肌荒れをケアするための対策3:パックをする

口周りや唇の乾燥がひどく、リップクリームを塗ったぐらいじゃ間に合わない! という時は、スペシャルケアとしてパックをするのがおすすめです。
患部を温めて血行を促すと効果がよりアップするので、お風呂上りや蒸しタオルをした後にやってみましょう。

▼はちみつパック
1. はちみつとワセリンを同じ分量で用意し、よく混ぜてから口周りと唇に塗る。
2. 上からラップで覆い、そのまま5~10分おく。
3. ラップを外し、ティッシュで上からそっと押さえて余分なはちみつを拭う。

▼オリーブオイルのパック
1. オリーブオイルを口周りや唇にたっぷり塗り、上からラップで覆う。
2. そのまま5~10分ほど放置し、ラップを外してそっと拭き取る。
※オリーブオイルの上から、さらにはちみつを重ねても良いです

<パックをする際の注意点>
肌や唇が汚れていると雑菌が繁殖しやすいので、パックをする時は必ず清潔にしてから行ってください。
また、パックに使う材料は口に入れても害のないものであれば何でも良いですが、使用中に違和感を覚えた場合はすぐに拭き取るようにしましょう。
なんらかの異常が出た時は、医師に相談してください。

口周りにニキビができた時はどう対処する?

ニキビというと脂っぽいTゾーンにできるイメージが強いですが、実は口周りにも多く発生します。
主な原因とそれぞれの対処法について解説するので、当てはまることがあれば改善していきましょう。

▼肌の乾燥
口周りは皮脂腺が少ない上、皮膚が薄いので、洗顔のし過ぎや水分不足、マスクや髭剃りによる刺激ですぐに乾燥してしまいます。
肌が乾燥すると、これをカバーするために角質が厚くなり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなるので、アクネ菌も繁殖しやすいのです。

洗顔をする時は、ゴシゴシこすらず、泡を口周りにそっと乗せるだけで十分。
洗顔料の成分が残らないようしっかり洗い流し、洗顔後は化粧水や乳液などを使って水分と油分を与えましょう。
髭を剃る時は必ず肌を清潔にし、シェービングクリームなどで保護してから剃ることが大切。
全体を剃り終えたら、そのままにせず、化粧水や乳液で保湿をしましょう。

▼胃や腸の不調
なんらかの理由で胃が疲れていたり、腸の環境が悪くなっていたりすると、口周りにニキビができることがあります。
冷たいものを飲み過ぎたり、暴飲暴食が続いていたりしませんか?
また、栄養バランスの悪い食事で食物繊維が不足するのも良くありませんし、ストレスも胃に大きく負担をかけてしまいます。
ニキビだけでなく、胃の不快感や便秘などの症状も出ている時は、念のため内臓の不調も疑ってみてくださいね。

食事は、食物繊維がとれる根菜類や海藻類、きのこ類、果物などを中心に献立を考えましょう。
飲み物は常温か温めたものをとり、ニキビが治るまではアルコールも控えます。
便秘を改善するためには、毎日決まった時間にトイレに入る習慣をつけ、外出先でもできるだけ便意を我慢しないようにすることが大切です。
それまで便秘がちだった人も、リズムを取り戻せばスムーズに排便できるようになりますよ。

口周りや唇が乾燥して荒れている時の化粧はどうする?

肌が乾燥している時にファンデーションを塗ってもうまく乗らないし、時間がたつと毛羽立ってしまってかなり目立ちます。
唇も、乾燥でガサガサのままでは見苦しいし、せっかくの口紅やグロスもキレイに塗れません。
普段の化粧でも下地をきちんと作っておくことは重要ですが、乾燥や肌荒れが気になる時は、特に気合を入れてケアするようにしましょう。

▼化粧をする前には必ずスキンケアを
下地クリームやファンデーションを塗る前に、まず洗顔で汚れを落としてから保湿を行いましょう。
化粧水は二度付けで少量ずつしっかり浸み込ませ、その後で乳液を塗って水分の蒸発を防ぎます。
「油分を与えると、ファンデーションが崩れやすくなるんじゃないの?」と、乳液を使わなかったり、量を減らしたりしてしまいがちですが、これは逆効果。
肌が乾燥すると口周りが粉を吹きやすくなるし、水分不足を補うために皮脂が過剰分泌されるので、かえって化粧が崩れやすくなるのです。

▼下地クリームやファンデーションは保湿効果の高いものを選ぶ
下地クリームにもいろいろな種類がありますが、セラミドやコラーゲン、スクワランなどの保湿成分が配合されているものを選ぶと肌が乾燥しにくくなります。
ファンデーションは、パウダーよりもリキッドやクリームのほうがおすすめ。
選ぶ時はテスターを手の甲に塗り広げてしばらくおき、仕上がりがしっとりしているかどうかを確かめましょう。

ファンデーションを塗る時は、伸ばそうとすると摩擦で乾燥しやすくなるので、上からそっと叩き込むようにするのが正解。
顔の中心から外側へ向かってスポンジ、もしくは指を動かし、少しずつ丁寧に塗り広げてください。
最後に軽くティッシュオフしておくと、余分な油分が取れて化粧もちが良くなりますよ。

▼口紅やグロスを塗る前の即席パック
忙しい朝はつい唇が乾燥したまま口紅やグロスを塗りたくなりますが、少しだけ時間を作って唇をしっとりさせてあげましょう。
やり方は、リップクリームやワセリンを唇全体に塗って、上からラップで覆うだけ。
普通の唇パックは5分以上放置しますが、この時は3分ぐらいでかまいません。
ラップを外したら指で軽くらせん状にマッサージを行い、保湿成分を浸透させましょう。

▼クレンジングのコツ
化粧を落とす時も、できるだけ肌や唇をゴシゴシこすらないことが大切。
滑りが良く、低刺激のクレンジング剤を使い、指を滑らせるようにして丁寧に落としましょう。
ジェルやオイルに比べると洗浄力はやや劣りますが、ミルクタイプが最も乾燥しにくいですよ。

口紅やグロスを落とす時は、クレンジング剤をたっぷり含ませたコットンを使い、中心から外側へ向かってそっと動かすようにします。
落としにくい時は、すぐに拭き取るのではなく、しばらくコットンを当てておくと汚れが浮き上がりやすくなります。

口周りや唇の乾燥・肌荒れはこまめな保湿と体調管理で防ぐ!

口周りや唇が乾燥したり、荒れたりする原因や、その対策について説明しましたが、いかがでしたか?
非常にデリケートな場所なので、良い状態を保つには日頃のこまめなケアが必要。
乾燥しないように気を付け、胃や腸の健康にも気を配りましょう。
化粧をする時は、ベースとなるスキンケアをきちんと行い、できるだけ乾燥しにくい工夫のしてあるアイテムを使ってくださいね。

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