ホルモンバランスの乱れが不正出血やニキビを招く! 対処法3つ

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「エストロゲン」と呼ばれる卵胞ホルモンと「プロゲステロン」と呼ばれる黄体ホルモンから成る女性ホルモンは、絶妙なバランスを保ちながら私たち女性の心身をコントロールしてくれています。しかし、ホルモンバランスは非常にデリケートで乱れやすいものであり、このことによる弊害が多いのもまた事実なのです。考えられる症状はいろいろとありますが、ここでは不正出血とニキビについて考えてみましょう。

ホルモンバランスの乱れによる不正出血

「不正出血」とは、生理でもないのに下腹部から出血してしまうことです。通常は生理時にいらなくなった子宮内膜が剥がれて出血が起きる仕組みになっていますが、ホルモンバランスが乱れて生殖機能に異常が発生すると、まだ生理予定日ではないにも関わらずこれと同じ現象が起きてしまうのです。ちなみに、このような出血のことを「機能性出血」と呼び、婦人科系疾患や性交時の出血と区別しています。

出血の量はその時によって異なり、ほんの少し下着が汚れる程度のものから、ナプキンが必要なほど大量に出るものまで様々。出血が少ないとつい放置してしまいがちですが、体がなんらかのSOSを出している証拠なので、できるだけ早めに病院で診てもらうようにしましょう。稀に重大な病気が隠れていることもあるので、くれぐれも自己判断は禁物です。

生理で出血した場合でも、だらだらと10日以上続くようなら不正出血を疑ってみてください。受診する時は、基礎体温表があれば持参しましょう。

ホルモンバランスの乱れが原因でできるニキビ

顎や背中などにできる「大人ニキビ」も、ホルモンバランスの乱れによって発生します。10代の頃のようにスキンケアだけでは治せないのも、体の中に原因があるからなのですね。特に、30代以降になると女性ホルモンの減少やストレスなどによってバランスが乱れやすくなるので注意が必要です。

ニキビがよくできる時は、皮脂の分泌を抑えて肌のバリア機能を高める「エストロゲン」の分泌量が減り、逆に皮脂を多く出して角質を厚くしてしまう「アンドロゲン(男性ホルモン)」が過剰になっている傾向があります。アンドロゲンの分泌量が増えると肌が柔軟性を失い、毛穴に皮脂や汚れが詰まりやすくなるので、アクネ菌が繁殖しやすいのです。

このような時は、高価な化粧品を贅沢に使っても焼け石に水。まず肌の状態をコントロールすることが大切なので、次に挙げる解決法を参考にしてみてください。

ホルモンバランスを整えるための解決法

<規則正しい生活をする>
早寝早起き、栄養を考えて作られた食事、そして適度な運動は、人間の体を正常に動かすために欠かせないものです。しかし、こんな当たり前のことが現代人にはとても難しいのですよね。急に生活をがらりと変えるのは大変なので「いつもより少しだけ早くベッドに入る」「コンビニ弁当はやめて手作りのおにぎりにしてみる」「通勤手段に徒歩や自転車を取り入れる」など、できることを少しずつ工夫してみましょう。

<ストレスを発散させる>
過剰なストレスは自律神経に狂いを生じさせ、女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。イライラや不安感が強い時は無理せずゆっくりと休み、好きなことをしたり、友人と会ったりしてもやもやを発散させましょう。

<ピルや漢方、サプリを使う>
ホルモンバランスの治療には、低用量ピルや漢方がよく使われています。また、女性ホルモンの足りない部分を補ったり、活性化させたりする成分を含む市販のサプリも出番が多いです。体質や副作用のリスクをよく考え、正しい方法で使うようにしましょう。

おわりに

ホルモンバランスの乱れによるニキビや不正出血への対処法、いかがでしたか? 妊娠した時のおしるしなど特に心配がいらないものもありますが、生理でもないのに出血するのはなんらかの異常のサインと見て間違いありません。大人ニキビができたり、治りにくかったりするのも、決して普通の状態ではないですよね。鍵となるのはホルモンバランス。早めの対処で体を守りましょう。

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